マンションを売却するならいつからが最適か

投資目的でマンションを購入した場合、いつから売却を考えれば良いのか分からないという人もいるでしょう。タイミングがズレてしまうと、価格が下がって損をする可能性があります。できたら、良いタイミングで売却したいものです。

そこで、マンションを売却するならいつからが良いのか、また高く売却するためには何をしたら良いのかを解説します。参考サイト...マンション 売る > マンション売却の心得

(20年後のマンション売却!その現実は)

値上がりを見逃さない

マンションを高く売却するには、まずは値上がりの時期を見極めることが大切です。マンションだけではなく、不動産の価格は常に変動を繰り返しています。ですが、いつ値上がるのかを正確に判断することはかなり難しいことです。

マンションが値上がる理由には周辺の状況も大きく関わってきます。周辺に大きな商業施設が出来る予定があったり、学校が建設されるなどすると人口が増えるので、マンションの値上がりは十分に想定されます。ですが、新築のマンションが近隣に建設されるとなると逆に値下がる場合もあります。

常に周辺の状況をチェックして、いつが売り時なのかを判断することが重要です。

マンションが売れる季節

マンションを売却するのに季節は関係ないと考えている人もいるかもしれません。ですが、季節を意識することはマンションを売却する上でかなり大切なことです。まずはマンションを購入したい人の気持ちになってみましょう。

新生活は春からスタートします。特にファミリー層の場合はお子さんの転校は避けたいので、入学時期に合わせる場合もあります。つまり、4月にはすべて終わらせたいと考えているということです。そのため、マンションを売却するなら、少なくとも4月の前に準備しておく必要があるでしょう。

ですが、マンションの買い手が増えるということは売りたいという人も増えてるということです。多くの場合は2月から3月にかけて売却しますので、ライバルが増えるこの時期での売却には覚悟が必要です。マンションが売れやすい時期としては、秋も挙げられます。

その理由は年末にはクリスマスがあり、新年が控えています。できれば、年末の前には新居への引っ越しを終えていたいと考えている人も多いのです。マンションを売却するなら、買い手が動き出す時期を見極めることも大切です。

そして、売却しやすい季節があるように売却しづらい季節もあるのです。それは夏です。夏の暑い中では物件を見てまわるだけでも疲れるものです。マンションを売却する時は、季節により変化する買い手の心理も考える必要があるでしょう。

築年数で売却時期を考える

マンションが高値で売却されるには、築年数も関係してきます。買い手としては、出来たら新しい方が良いと考えている人も多いでしょう。ですが、住宅ローンの残債などを考えると、売り手としてはあまり早くは売却出来ません。

マンションの価格というのは、完成してから1年たつだけで既に価格は下がってしまいます。築年数10年以上ともなると半額ぐらい下がっているというケースもあります。その理由は、築年数が古くなればなるほど修繕費用がかかってくるからです。

マンションの売却を考えているなら、築年数も関係するということを覚えておきましょう。

修繕時期で考える

築年数が古くても高値で売却する方法はあります。それは事前に修繕しているかどうかです。築年数が古ければ、修繕が必要な箇所も増えてくることでしょう。売却する前に修繕しておくことで、高く売却出来る可能性があります。

修繕にも費用がかかるので、修繕箇所が増えない前に決めることも大切です。この時に迷うのが、マンションの大規模修繕の時期が近い時です。大規模修繕というのは、マンションの劣化を防ぐために行われる大規模な工事です。

大規模修繕が行われた後の方が高く売却出来そうなイメージがあるかもしれません。ですが、大規模修繕されたからといって、価格にほとんど反映されることはなく、万が一大規模修繕の費用が積立金では賄えない時には負担分を支払う必要が出てくるかもしれません。

そのため、大規模修繕前に売却するのが最善の策ではないでしょうか。

不動産会社の査定で決める

マンションを高く売却したいと考えていても、実際にいくらで売れるのかはわかりません。そこで大切なのが不動産屋の査定を受けることです。不動産屋に売却価格を査定してもらえれば、損をしないで売却出来る時期を判断するバロメーターとなります。

そして、できれば複数の不動産屋に査定をお願いすることが大切です。この時に、どのタイプの不動産屋を選ぶかも大切です。大手の不動産に査定をお願いした場合は、知名度から集客力もあるので安心感を得られることも出来ます。

ですが、大手ゆえの欠点もあります。それは、顧客1人に対しての時間が限られていることです。じっくり話を聞いて欲しいと考えている人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。地域密着型の不動産を選んだ場合、やはり知名度が低いので集客力という点ではあまり強くはないかもしれません。

ですが、住んでいる地域に関しての情報などには詳しい可能性があります。周辺の変化によってマンションの価格も変わるので、地域の情報に精通している不動産屋というのは頼りになる存在です。複数の不動産屋に査定を頼むことによって、自分と相性の良い不動産屋を知ることも出来ますし、売却のタイミングを知ることも出来ます。

もし、査定を頼むのは躊躇うという時には、不動産屋によっては想定してある相場をホームページなどで無料公開しているところもあるので、活用してみるのも良いのではないでしょうか。

マンションを高く売却するコツ

マンションの売却というのは、売りに出したからといってすぐに売れる訳ではありません。買い手がつかなくては、結局価格を下げるしかないのです。この時に重要になるのが内覧です。この時の印象によって買い手の気持ちは左右されます。

ある程度の掃除はしておいて、内覧に訪れた人の印象を良くしましょう。積極的に希望者とコミュニケーションを取るようにして、マンションの住み心地などを伝えることが大切です。意識しなくてはいけないのが、買い手が求める情報です。

例えば、内覧の時に知りたいのは部屋の広さや使い勝手の良さです。内覧の時には、出来るだけ物を片付けて広々とした印象にすることが大切ですし、キッチンやバスなどの使い方を説明することも必要です。更に、実際に住んだ場合のことを想定し、近隣のコンビニやスーパーの情報などを会話の中に取り入れるのも効果的な方法です。

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